落ち着きがない子が静かに?集中するために必要なものはコレ

グラデーション 発達障害

集中するために必要なものは?

ずばり、必要だと考えるのは「運動」です。

そしてできれば、小刻みにリズムを刻むようなリズミカルな運動です。でも運動と言っても苦手な子も嫌いな子もいます。だから、外に出る準備や特別な道具はなくてもいいです。

「揺れればいいです。」

 

こんにちは!私は以前、発達障害のある子が通う通級指導学級で働いていました。そこで私が「揺れること」が大切だ感じた、学校での経験をお話しします。

【体験談】体を動かした後は、よく集中している

「やたら、けん玉がうまい子どもが多いなあ」

「なんでずっとバランスボールにのってるの?」

そう疑問に思っていて、気がついたのは

「体を動かしたり、揺らしたりしている子が多いこと」です。

けんだまは「もしもしかめよ」をずっとやって体を上下に動かしています。バランスボールは座って跳ねたり、体を伸ばしてユラユラしたりしています。

  • どうしてそんなことをしているのだろう?
  • もしかしたら、落ち着く、安心するためにやっているのでは?

と思ったので、子どもの落ち着きと「揺れ」について調べて考えてみました。

 

今回の記事は「揺れると落ち着く」がテーマです。

 

こんなことで悩んでいませんか?

  • うちの子落ち着きがなくて…
  • 全然勉強に集中できない
  • イライラしてストレスが溜まっている

そんなお子さんにお悩みの保護者の方、もしくは大人にも同じように改善をする1つのヒントとなると思います。もちろん個人差はありますが、

  • 話を静かに聞いてくれるようになる
  • 勉強に集中できる時間が増える
  • リラックスして穏やかに過ごす

こんな風に改善して、おうちで過ごす時間が今よりも少しでも良いものになったら嬉しいですよね。

 

それでは、これから

①まずは、本当に体に良い効果があるのか?

②次にどうやっておうちで活用するか、良い方法を紹介します。

結論から「揺れることは体に良い」

揺れると「幸せホルモン」が出ます。

人が体を揺らすのには脳や体に良い効果があると研究成果が出ており、リズミカルな運動によって「セロトニン」という「幸せホルモン」とも呼ばれるメンタルや体に良いホルモンが分泌されます。

このセロトニンによる良い影響が、落ち着きや集中に表れてきます。

幸せホルモン「セロトニン」について

このセロトニンの働きによって、自律神経が安定し、

  • 興奮が落ち着く
  • ストレス軽減
  • イライラの発散

といった「落ち着く」ために良い効果や

  • やる気が湧いてくる
  • 集中力の増加

といった「集中して勉強する」ために良い効果も期待できます。

 

上記の「脳を鍛えるには運動しかない」という本にはADHDについての記述があります。

注意欠陥障害と運動の関係について専門家によって解説されていて、運動をすると集中しやすくなると書かれています。

運動と服薬の関係や、大人になってからの運動習慣についても記述されています。少し難しい本ですが、詳しく知りたい方はぜひお読みください。

確かにイスを揺らしながら考え事をしたり、宿題をやるときバランスボールに乗りながらやったりしている子もいました。無意識に集中できる方法を見つけていたんですね。

一方で、チックや常同行動といった「癖」や「くりかえしの行動」もあります。これらに対してもセロトニンを分泌する行動を取ることは良いかもしれませんが、発達の遅れや疾患については、インターネット上の情報だけで判断せずに医療機関や専門家に相談してください。

【参考】

セロトニンの増加が心身に及ぼす効果 | 医療法人社団 平成医会
セロトニンは、ストレスに対して効能のある脳内物質です。セロトニンの不足は、メンタルヘルス不調の原因になることがあります。ここでは、セロトニンの分泌を促す方法をいくつか取り上げています。これらの方法は、メンタル不調を防ぐことに役立ちます。
『健康ブログ~貧乏ゆすりのすすめ? 』 | 足立耳鼻咽喉科伏見クリニック
名古屋市中区伏見駅から徒歩6分、耳鼻咽喉科・アレルギー科の足立耳鼻咽喉科伏見クリニックです。花粉症や副鼻腔炎(ちくのう症)、中耳炎、アレルギー性鼻炎といった一般的な疾患治療に加え、舌下免疫療法、めまい、耳鳴り,睡眠時無呼吸症候群などの専門敵な治療も行っています。
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よく考えたら身近な「揺れること」

「揺れること」が良いという目で周りを見ると、赤ちゃんも、子どもも、大人も、みんなみんな揺れています。

 

けん玉もバランスボールも体をリズミカルに揺らす運動です。子どもたちは揺れていると落ち着くのか集中できるのか、無意識に自分が心地よい揺れを感じているのかもしれません。

赤ちゃんは抱っこされて揺さぶられると安心して眠ることができます。

大人になった人も同じようなものだと思います。電車にガタンごトンと揺られていると、眠るつもりがなくても寝すぎしてしまうことがあります。

私はハンモックでゆらゆら寝るのが好きだし、音楽のライブに行くとピョンピョン跳ねて、いい気持ちになります。音楽に合わせて足踏みをするのも、いい影響がありそうです。

特別支援学校では1時間目に運動をすることも多く、体を動かした後は集中力があがったり、おちついて生活しやすくなったりするのだと思います。

オススメのおうちで「揺れる」方法

おうちでできる揺れる方法を紹介します。おうちの広さやお子さんの好み、特性にに合わせて

「うちにあったら嬉しいものは何かな?」と考えながら見てほしいです。

体を動かして「揺れる」

バランスボール

バランスボールは座りながらでも、運動しながらでも使えます。大きいものは高いですが、最近は安いものもあります。置きっぱなしにできるスペースがある場合はオススメです。

スマホしながらねっころがると普通に気持ち良いです。背筋も伸びます。

こんなかんじで勉強している子もいました。集中して、理解がすすむなら、まぁそれもいいのかなと思います。

ステッパー、エアロバイク

足踏みやサイクリングをしながら、単語の勉強や読書ができれば、定着する効率があがると言われています。同時にやっても良いし、運動と勉強を交互にするのも良いです。

 

音楽、ダンス

音楽に合わせて体を動かすのも効果的です。

踊るまで行かなくても、首を振ったり、足踏みをしたりするだけでも十分です。好みに合わせて好きな音楽が選べるので、音楽を聞ける機械をあげてもよいかもしれません。

リラックスしながら「揺れる」

ロッキングチェア、ハンモック

ゆらゆらしてリラックスするのにとても良いです。私は家でこのハンモックを使っていますが、横向きに座っても良いし、横になって本を読んでも良いです。陽のあたり窓際で使うとビタミンDも出て、健康にも良いです。

 

勉強しながら「揺れる」

ドクターグリップ

振るとシャーペンの芯が出てきます。勉強中に腕を振って動かすことが刺激になります。

練りけし

指先で練って伸ばして、刺激を得ることができます。
勉強中にも貧乏ゆすりをしたり、イスの足を浮かせたりして体を動かしていることはありませんか?気になる場合は、文房具やイスを変えてみるのも良いかもしれません。

遊びながら「揺れる」

けんだま

RODY

ポップンソーダ

おもちゃや遊び道具を買ってあげるときにも、「体をどう使うか?」を考えて選んでみましょう。ストレス発散や体の機能の発達に良い効果が得られることがあるかもしれません。

まとめ「揺れる」方法を

子どもが落ち着くため、集中するために「揺れること」が良いということについて調べて、揺れる方法について紹介しました。お子さんに合った方法や道具が見つかり、良い影響があれば嬉しいです。

他にも何か試してみて、「これいいよ!」っていうものがあったら是非ツイッターか「お問い合わせ」から教えてください。私もまた新しい良いものを見つけたらご紹介します。

ひなせTwitter

では、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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