発達障害の理解、子どもとの関わり方に役立つ本まとめ3【勉強、教科】

本を読む 発達障害

こんにちは、元中学校教員のひなせです。私が所属していた特別支援学級では、自立に向け、「勉強の仕方」を教えていました。

 

このページではその際に参考にした本をまとめています。

  • 勉強の仕方についての本
  • 問題集
  • 読み物

について、購入した理由や使い方について紹介しています。障害理解や生活習慣については別の記事にまとめています。あわせてどうぞ。

 

発達障害の理解、子どもとの関わり方に役立つ本まとめ1【障害理解】

発達障害の理解、子どもとの関わり方に役立つ本まとめ2【生活習慣、社会生活】

【中学生編】学級文庫にしてほしい、子どもに読んでほしいマンガ5選

勉強法

 

発達障害の子に限らず、「自分に合った方法で勉強しましょう」と言われることがありますが、
“効果のある方法で”自分に合った方法で勉強しましょう
のほうがいいです。強法の本はたくさん出ていますが、科学的根拠がしっかりあるものがいいです。より定着しやすい方法が見つかっているので、それを使わない手はないです。LDの子なんか特にそうです。

2冊目からいきなり勉強法の本じゃないですが、この本すごい使えました。「勉強の仕方ってワークだけじゃない」「こんなに必死に計算を…?」と気づかされることがたくさんありました。
ただのクロスワードじゃなくて頭ひねらないといけない事がたくさん仕込んであります。計算が必要だったり、漢字が必要だったり、地図記号が必要だったり・・・。
難しすぎてGoogleを使ったり、詳しそうな人に聞きに行ったり。
全てのページを解き終わると、隠された問題にたどり着いてそれを解くとクリア(脱出)です。それが気になってみんなで頑張ってました。その仕掛けもすごかった。

教科ごとの勉強方法のオススメが書いてあってよかった。自分で勉強をすすめられる子には役立つかもしれないが、苦手な子には難しいかも。

5教科


通級教員になってまず買った本。3年分揃えた。中学生1年生が1年間で何の勉強をするのか5教科分薄くまとまっている。子どもが今頃なんの勉強をしているのか確認するのにも、ささっと復習するのにも使える。


2、3年生のものもある。高校生のも出た。便利だもんね。

英語


これでいいなら「学校の授業とは・・・?」という気持ちは置いておいて、要点を伝えられるように。

英単語が読めない子に、分解して読むのはどうかとフォニックス発音を使おうとした。LINEとかYouTubeとか身近なものと混ぜて練習した。

クイズやクロスワード形式でやったほうが楽しんで取り組めるが、英語のものは難しい。超簡単が簡単じゃない人もいる。


ドラえもんの英語版。といっても日本語も書いてあるので、英語の勉強になっていたかはわからない。読んではいたから、置いておく価値はあったと思う。

 


自分が英文法を勉強するのに一番に役立った本 。時制や冠詞など、英語ならでは疑問に答えなくてはいけなくなった時に引く辞書的な役。

 


教科書より短い簡単な文が分野ごとにのっている。それを作文させてもいいし、ならびかえ問題作ってもいい。英語が苦手な子にはまず、ならびかえ問題が有効だと思う。単語は見て写せばいいし、 書いてるうちにつづりや読みに慣れていく。

 


 日本語にすると同じ意味だが、使い分ける英単語の解説書。こだわりの強い子や説明がないと納得できない子に会った時に役立つ。イラストがわかりやすくて、「こうやって視覚的に説明したらいいのか~」と勉強になる。

 

数学


「わかりやすい」「簡単」「15分で」 などいろいろありますが、「これが絶対いい!」というものは見つかっていません。人それぞれ得意不得意、好き嫌いが異なるためです。

 

選ぶ基準は、問題量、解説の量、スモールステップ具合などです。

スモールステップ具合というのは、

  • 途中式が書いてあるか、いきなり答えか。
  • 途中式に空欄を埋めるところはあるか。
  • 一番最初の問題がどれくらい易しくて、最後はどれくらい難しいか。

などです。

途中式の空欄補充は、子どもによって余計に難しくなるので要注意です。自分と異なる考え方をされると理解できないからです。


パズルの問題なら一生懸命やる子とよくやってました。競争すると勝つために頑張ります。

 


似たような理由で大学入試の問題をやったときもあります。確率とかだと中学生でもできることがあります。難易度は調整する必要はありますが、自信をつけさせるために年上がやっていることに挑戦させるのも良いと思います。

 

分数の引き算や正負の数のわり算など、数学に疑問を持った時に参考になる本。数学が専門じゃない算数の先生には読んでほしいけど、かなり専門的。

数学と言っても内容は、計算、割合、時間など日常生活で使うレベル。「発達に遅れのある子にはこういうレイアウトが良い」という手本になる。大人になるまでに身につけておくと良い内容がまとまっている。

中学校3年間で習う内容が1冊にまとまっている。どうやって教えようか迷ったときのお守り。対話形式なので子ども一人で読んで進めていくこともできなくはない。

卒業後、高校ではどんな内容をやるのか伝えておくために。不登校で中学の内容が抜けている子は、数Iの最初に使う計算の規則から勉強してもいい。

統計についての読み物としておもしろい。あみたくじの話とか雑談にも使える。学習指導要領が変わり、「箱ひげ図」や「四分位範囲」が中学校で扱われるようになった。統計分野は自分が学生のときに習っていない人が増えていると思う。FXで爆死したことがないと馴染みがないと思うので、統計の本を読みましょう。

統計についての計算をしっかり勉強するとなかなか大変です。私は数学科だったので、教科書をもっていますが、この本では箱ひげ図は取り上げられていません。
中学校までの内容だけを扱った本も見つけられていません。これからまた見つけたら紹介します。
「箱ひげ図についての教材」岐阜大学の研究↓

国語


ボキャブラリーが少ないと、一人で勉強をするのにも、会話をするのにも苦労します。小学生用の物を使うときは自信をおとしたり、怒らせたりしないように注意が必要です。


中学生用もありますが、まずは簡単なものからやっていました。


音読の練習に。あんまり使わなかったけど、読むのは好き。

 

社会


教科書準拠ではないけど、世界地理、雑学系の問題集。穴埋め、選択肢が書いてあるので、取り組みやすい。


同じシリーズの日本版。歴史やお城、電車の問題があって好きな子はめっちゃやってた。

 


勉強になるかは・・・?だけど、話のキッカケにはなる。暇なときにパラパラ見てたら、雑学がつく、かも。

 


「修学旅行で行く」「家族旅行で行く」など自分に関係のあるところから興味をもたせる。歴史や文化についても書いてあるから、ちゃんと勉強になることもある。

 

理科


 ニュートンライトシリーズは読みやすくて、パズル系もあって全種類そろえて置いておきたい。読ませるというより興味を持った子にあげたい。

 


写真がキレイで見ているだけで楽しい本。視覚優位の子は教科書で話を聞くだけより、事物部の写真を見せたほうが理解が進むと思う。

 


勉強に興味をもたせるキッカケに読みやすいこういう本がオススメ。子どもが読まないなら自分で読んで、雑談に使う。生物以外のシリーズもおもしろい。

 

最後に一言

また新しく読んだら随時追加します。

 

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