【聴く力】元通級教員が不登校、発達障害の子どもと関わるのに一番役立った本

発達障害
  • 「子どもとの関わり方がわからない」
  • 「なぜ不登校になっているのかわからない」
  • 「悩みを上手く聞き出せない」

発達障害や不登校に悩むお子さんのために、力になりたくても「どうしたら接したら良いのかわからない」と悩むころもあるかと思います。私も毎日毎日そうでした。

 

今回の記事は

  • 特別支援教室や通級指導学級の先生
  • 特別支援教育に携わる方

に加えて、

  • 発達障害の子どもをもつ保護者の方
  • 不登校や悩みを抱える子どもの保護者の方

へ向けて、私が特別支援学級の担任として勤めていた時に、発達障害や不登校の生徒と関わるときに、一番力になってくれた本を紹介します。

 

結論から「相手に寄り添う聞き方を知ろう!」

まず、その本とはこちらです。

 

お子さんが

  • 落ち込んでいるとき
  • 悩んでいるとき
  • 話を聞いてほしいとき

どうやって話を聞いてあげたら、気持ちを楽にしてあげられるか。

「聞き方」が大切です。

 

ではどうやって聞くのが良いのか?私はその「聞く力」をこの本を読んで、学びました。

 

子どもと関わるのに大切なのは「聞く力」

「子どもの話を聞くこと」が一番大切なことだと私は思っていました。

 

きっと子どもたちは悩んでいるとき、落ち込んでいるときは、誰かにゆっくり話を聞いてほしいです。そして、ゆっくり聞いてくれる人には、悩みを相談してくれる。

 

そう思って、自分の意見を伝えるよりも先に、話を聞くようにしていました。

そして、悩みやできるようになりたいことが聞けたら、その悩みの解決のためにできることを探すようにしていました。

 

「相手によりそう気持ちで話を聞く」、傾聴とも言います。

これができると、子どもの素直な気持ちを聞くことができ、話もしやすくなります。

 

では具体的に、聞く力を身につけてよかったこと、できるようになったことを紹介していきます。

「聞く力」を身につけて良かったこと

話し合い

息抜きさせてあげられる

「あなたが最近一番話をしたのはいつですか?」

話し終わった後どんな気持ちになりましたか?

楽しかったり、スッキリしたりしたのではないでしょうか。

 

「でが、その相手は誰でしたか?」

家族や友達など、信頼できる相手ではないでしょうか。

 

話を聞いてくれるというのはそれだけで、安心する、心を許せるということだと思います。

悩みがすぐに解決しないとしても、直接関係のないゲームの話でも、話をゆっくり聞いてくれる人がいるというだけで、相手にとってもは嬉しいことだと思います。

 

ただ、息抜きをさせるつもりが、相手に質問をしすぎてしまったり、余計なアドバイスをしてしまったりすることもあります。

この本には相手のために、「やらないほうがよいこと」も紹介されています。

 

悩みを話してくれるようになった

考えていること、悩んでいることはひとりひとり違います。

ADHD、広汎性発達障害、自閉症、LD、診断名はそれぞれあったとしても、一人一人の困っていることや好きなことはバラバラです。

不登校の子供も、教室にまた行きたいのか、それとも勉強ができるようになりたいのか、今は放っておいてほしいのか、思いは人それぞれです。

 

「じゃあ、どうしてほしいの?」って聞きたくなりますよね?

だからといって、信頼関係もなく、リラックスできていない状態で「どうする?」と聞いても本当に思っていることは中々言えないです。

 

なので、まずは相手が話しやすい空気や関係を作ることからはじめました。

そのために「プロカウンセラーの聞く技術」を読んで、臨床心理士の方が実際に使っている「聞く技術」を使えるように勉強しました。

 

話が通るようになった

この本を読んで「聞く技術」を実践するようになってから、相手が話したい時と、落ち着いていてこちらの話を聞いてくれる時との違いがなんとなくわかるようになりました。

 

それは私自身が「今は聞こう!カウンセラーモード!」と切り替えて、話を聞くようになったからかもしれませんが、この本を読まなければそういう考えにもなっていませんでした。

 

大切な話をするときや「お願い」「注意」をするときは、落ち着いているときに。

 

わざわざ落ち込んでいるときに追い打ちをかけたり、パニックを起こしているときに油を注がなくても良いですよね。

落ち着かせるためにも、落ち着いているかチェックするためにも「聞く技術」は役に立ちました。

傾聴の勉強をすると、自然に「相手を思いやる力」もついてきます。

 

まとめ「」

以上、聞く力を身につけると得られる3つのメリットを紹介しました。

  • 息抜きさせてあげられる
  • 気持ちを話してくれるようになる
  • こちらの話も聞いてくれるようになる

その他にもこの本には、相手の話を聞くときに心がけるべきことや、相づちの打ち方や沈黙の利用の仕方などすぐにできる具体的な方法が31の章にわたって書かれています。

 

難しい専門用語もなく、会話の例もたくさんでてきて、とても読みやすい本です。

値段も手ごろなのでぜひ一度読んでみることをオススメします。

そして読んでみて、1つからで良いので実践してみてください。いきなりは変わらなくても、少しずつ良い影響が出てくるはずです。

最後にひとつ注意

本書にあるのですが、

あなたのしゃべりたいことをしゃべりつくして、しゃべりたい気持ちを空にしてください。話を聞くのはそれからになります。(P.13)

こっちも話はじめちゃうと、ただのおしゃべりやケンカになっちゃうので、注意です。

 

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