【簡単】子どもの「やる気」と「自信」を引き出す一言!「○○しよう!」

本 発達障害
  • 定期テストが近くて提出物があるのに、全然やらない・・・
  • 宿題で出た計算ドリル、最近進んでないな・・・

おうちで全然勉強しない子どもが心配になることや、将来が不安になることがあるかと思います。

 

お子さんが宿題や提出物に取り組まないときに、なんと声をかけますか?

 

そんなとき、私がよく使っていたセリフは、

「どっちがはやくできるか勝負しよう!」

です。学習プリントや提出物になかなか取り組まないときによく使っていたセリフです。

 

今回は私が教員だったころに勉強をしたがらない子どもによく使っていたセリフを紹介します!

いろいろなことに応用できる簡単なたった一言です。

 

「やる気」引き出すセリフ

そのセリフは、上に書いたように

「勝負しよう!」です。

 

「このプリントやりなさい!!」っていうと嫌がられますが、「勝負だッ!!」と言うと乗ってくることが多かったです。

 

「誰かと一緒にやる」

「大人に勝つ」

っていうのが子どもにとっては単純に嬉しいんじゃないかなと思っています。

 

  • 漢字練習
  • 計算問題
  • 社会、理科の一問一答

などの学習プリントや

  • まちがい探し
  • ナンプレ、数独
  • クロスワード

などの学校の勉強でないものでもよく言っていました。

 

注意 今回は私の経験に基づく持論です。根拠となる論文や文献はありません。実践しようとおもったら、「あの子ならどうかな?」「自分はどうだろう?」と考えてみてからにしてください。負けが受け入れられないタイプ、超反抗期の子どもには逆効果のこともあります。

 

勝負で「やる気」がでるのは「大人に勝つため」

「○○しなさい」と言われると逆にやる気が出なくなるのは大人も子どもも一緒です。

「やる気」を出すためのひとつの方法が「目的のすりかえ」ではないかと思っています。

 

「計算問題を解けるようになる」ためにプリントをやるというやる気の出ない理由を、「大人に勝つためにプリントをやる」という目的に「すりかえる」のです。

 

ご自身の経験で、「はじめて親よりできるようになったこと」ありませんか?そしてそれに気が付いたとき、嬉しくありませんでしたか?

・身長を抜かした

・ゲームで勝った

・年収が多くなった

とか・・・ありませんか?

 

子どもたちもきっとおんなじで、親や先生に勝ったら嬉しいんじゃないかなと思うんです。

わざと負けてあげたりはしなくていいですが、いい勝負をして、実力で勝てたらお子さんのちょっとした自信になると思います。

 

なので、今回は「勝負しよう!」の言葉の力について、教員だったころの経験をもとに書いていきます。

「勝負しよう!」の4つのメリット

一体感が心地いい

「同じ釜の飯を食う」じゃないですけど、同じことを同じ場所で一緒にやるのっていいと思うんです。子どもにとっても、大人にとっても。

 

コミュニケーションの機会になる

同じ問題を解くことで今、子どもが何の勉強をしているのかわかります。自分が学生の時とは違うことを見つけたり、意外と難しかったり、終わった後に会話をするきっかけになります。

 

教えあいもできる

自分がわからなかったところを、「これ、どうやってやったの?」と子どもに聞くと、他人に説明をする機会になります。もし、兄弟姉妹も一緒にやれば教えあいにもなります。

 

自信になる

「歴史は母さんよりできる!」と誰かに勝った経験を作ることができます。他人と比べてはいけないとよく言いますが、勝った経験をすることは自分の長所を知るために大事なことだと思います。

 

続いて、逆に気を付けないと、取り返しのつかないことになることを紹介します。

【要注意】「失敗した!」と思ったこと

注意しちゃう

終わった後に「なんで解けないの?」とか「こうやってやるんだよ」とか言うのはNGです。

 

勝負はあくまで「ゲーム」で、勝負している子どもと大人は対等な関係です。終わったとたんに、上をとられるといや~な気持ちになります。

 

口を出したくなるかもしれませんが、勉強のアドバイスは聞かれたら、もしくは別の日にします。

 

けんかになる

「勝ち」と「負け」が決まるので、「負け」を受け入れられないとパニックを起こしてしまうこともあります。

 

「負け」を受け入れるには、すっごいエネルギーが必要です。

自分が勝った時には、余計なことをいって刺激しすぎないように注意が必要です。

 

「いい勝負だった」「次こそ勝つ!」と思えるさじ加減が大切です。

 

二度とやってもらえなくなる

上記と同じ理由で「自分は勝てない」「負けるからやらない」とこだわってしまうこともありました。

 

勉強を受け付けなくなることもあるし、人を受け付けなることもあります。

全部わざと負ける必要はありませんが、全勝はしないほうがよいです。

 

あなたと対戦してくれなくなります。

 

圧勝しちゃう

子どもの実力を正しく理解していないと、圧勝してしまうかもしれません。

 

「自信」をつけさせるために課題のレベルをあわせることが大切です。

 

以上を踏まえて、気を付けたポイントは2つです。

課題は自力でできるレベル

他人の力を借りなくても、最後まで自分でできるものが良いです。

「これなら勝てるかも!!!」と思わないと、勝負にのってきません。

 

また、途中で分からなくなってしまったときに勝負相手も同じ問題を解いているとなんだか「質問しづらい」ので、自力で解けないかもしれないなら普通に教えてあげたほうが良いです。

 

対等に戦えること

できれば課題はまったく同じものがオススメです。

 

同じものだと勝った時、本当に勝ちだからです。

かといって「こんなの勝てるわけないじゃん」と思われるものはダメです。

 

僕は専門が数学なので、数学の勝負を持ちかけても「勝てるわけないじゃん」と思われてしまうので、社会の歴史の問題やまちがい探しでよくやっていました。

一生解き終わらない大人を見ているのは楽しいみたいです。恥じらいは捨てています。

 

場合によってはハンデをつけましょう。

「どれくらいハンデほしい?」と子どもに決めさせると、交渉の練習にもなります。

 

じゃあ何でやる?おすすめの題材

学習系

  • 漢字テスト
  • 計算問題
  • 社会、理科の一問一答

プリントやワークだったらコピーして準備完了です。

 

「せーのっ!」で始めます。はじめはやる気がなくても「せーのっ!」って言って大人がムキになって始めたら、釣られて始めることがあります。

 

一問一答で早押しボタンを使うのも楽しかったです。

 

脳トレ系

  • まちがい探し
  • ナンプレ、数独
  • クロスワード

知識やワーキングメモリーを鍛えるのにもってこいです。

同じアプリの同じ問題を一緒にはじめるのも面白かったです。

 

その他、SST系

  • 運動(はやく走る)
  • 工作(たくさん組み立てる)
  • 料理(きれいに皮をむく)

考えようによって何事にも使えます。

時間をはかってパズルとかをやってもいいです。

 

勝負が終わったあとに一工夫、「自信をつけさせる」

挑戦をほめる

勝っても負けても「ほめてください」

自分が負けた場合は、勝ったことをほめてあげましょう。

 

できれば、なんで勝てたかをほめたり、聞いてみたりしてください。

終わったら終わりっぱなしではなくて、また「次」につながるように、「自信」と成果がわかるように声に出して伝えるようにします。

 

  • 作業が丁寧だったのか
  • 書くのが速かったのか
  • 自分なりのコツがあったのか

人にほめられたり、自分で説明したりすることで、お子さんの「自信」になります。

 

勝っちゃったとしても、挑戦したことをほめてもいいし、最後までやったことをほめてもいいです。どんなに小さなことでもよいので、「やってよかった」ことを1つ以上伝えるようにしてください。

 

注意しない

そして、内容について口出しをしないでください。

この勝負はあくまでも「ゲーム」であって、取り組んだらそれでOKだと思ってほしいです。

勉強内容のことは本人が教わりたいといったときなど、また別の機会に行ってください。

 

まとめ「勝負しよう」でやる気出す!自信をつける!

今回は「勝負しよう!」といって勉強を「対戦ゲーム」のようにして、「やる気」を引き出す。ということについて書きました。

加えて、大人に勝つことで「自信」をつけるチャンスにもなります。

 

忙しくて、そんな時間はとれないかもしれませんが、月に一度でもお時間ができたらおためしください。

「久しぶりに筆算したら、難しくって~」なんて食卓の話題がひとつ増えたら、嬉しいです。

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